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アメリカン/クルーザー

アメリカンの、選び方

同じ「アメリカン」でも、エンジンの形・排気量・年式で、乗った感じはかなり変わります。250ccと400ccの中古アメリカンを、選ぶ順番に沿ってまとめました。

低くて長い車体に、低いシート。足を前に投げ出して、ゆったり座る。それがアメリカン(クルーザー)と呼ばれるバイクです。

見た目は似ていても、中身はかなり違います。エンジンが空冷か水冷か、Vツインか単気筒か。年式が30年以上前か、ここ数年か。選ぶ順番を決めておくと、迷いが減ります。

選ぶ順番

  1. エンジンの形 ― どんな鼓動が好きか

    乗った感じがいちばん変わるところです。まずここを決めると、候補がぐっと絞れます。

  2. 250か400か ― 高速道路と車検

    高速道路をよく使うか、二人乗りをするか、2年ごとの車検を受け入れられるか、で決まります。

  3. 足つきと重さ ― またがって確かめる

    アメリカンは足つきのよいものが多いですが、重さは車種によってかなり違います。

  4. 年式 ― 古い名車か、新しい装備か

    1980〜2000年代の車と、ここ数年の車では、エンジンの仕組みや装備が違います。

1. エンジンの形で選ぶ

250ccと400ccのアメリカンは、エンジンの形で大きく4つに分かれます。

エンジン乗った感じ主な車種
空冷
Vツイン
「ドコドコ」という鼓動。エンジンのフィンがそのまま見た目になる ドラッグスター250
XV250ビラーゴ
ドラッグスター400
ドラッグスタークラシック400
水冷
Vツイン
Vツインの鼓動はそのまま。エンジンの温度が安定していて、渋滞や真夏に強い V-TWIN MAGNA(マグナ250)
スティード400
シャドウ400
ブルバード400
水冷
単気筒
軽くて、シンプル。鼓動は「トコトコ」と軽め レブル250
水冷
並列2気筒
なめらかで、よく回る。Vツインの鼓動より、スムーズな加速が持ち味 エリミネーター400(2023年〜)

※ 当店の在庫車(2026年9月時点)をもとにしたイメージ画像です。車種の名前を押すと、その車種の説明と、いまある在庫が見られます。

Vツインの「ドコドコ」はどこから来るか

V型2気筒は、シリンダーが2本、V字に並んだエンジンです。爆発の間隔がそろっていないため、「ドコドコ」と表現される独特の鼓動が出ます。アメリカンらしさを求めるなら、まずVツインから見るのが近道です。

空冷と水冷、どちらがいいか

  • 空冷は、走行風で冷やす方式です。ラジエーターがないぶん、エンジンまわりがすっきり見えます。フィンの並びが、そのまま見た目の魅力になります。
  • 水冷は、冷却水で冷やす方式です。エンジンの温度が安定しやすく、渋滞や真夏でも調子が変わりにくいのが良さです。

どちらが上ということではなく、好みの差です。見た目と味わいなら空冷、季節や道を選ばず乗りたいなら水冷、というくらいの考え方で大丈夫です。

Vツインのアメリカンを、実際の在庫で紹介しています。空冷V型2気筒の3台を選んだ Staffセレクト 第1回 もあわせてご覧ください。

2. 250か400か

アメリカンでも、考え方はほかのバイクと同じです。

  • 250ccは車検がありません。車両のお値段も手ごろで、街乗りとときどきのツーリングなら十分です。
  • 400ccは2年ごとに車検があります。そのかわり、高速道路の追い越しや二人乗りで余裕があります。
  • アメリカンは、同じ排気量でも車体が大きく、重いものが多いので、400の重さは次の「足つきと重さ」とあわせて考えてください。

3. 足つきと重さ

アメリカンは、シートが低い車種が多いです。主な車種のシート高は、次のとおりです。

※ 目安です。年式や仕様で少し変わる場合があります。

ただ、足つきはシートの高さだけでは決まりません。シートの幅、ステップの位置、ハンドルまでの距離で、同じ高さでも感じ方が変わります。

重さは、車種によってかなり違います

たとえばレブル250は装備重量170kg、シャドウ400は装備重量240kgです。70kgの差があります。足が着いても、車体を支えたり、押して歩いたりするときに重さが効いてきます。駐輪場での出し入れが多い方は、重さも見ておいてください。

いちばん確かなのは、実車にまたがってみることです。両足の着き方、ハンドルに手を伸ばしたときの姿勢、車体を起こしたときの重さ。数字より、またがった感覚のほうが正確です。

4. 年式で選ぶ

250・400のアメリカンは、1980〜2000年代にたくさん作られた車種と、ここ数年に出た新しい車種に分かれます。

1980〜2000年代の車

スティード400(1988年〜)、ビラーゴ250(1988年〜)、ドラッグスターシャドウ400 など。ほとんどがキャブレター車です。アメリカンらしい姿と鼓動が楽しめて、カスタムの部品も豊富です。

ここ数年の車

レブル250(2017年〜)、エリミネーター400(2023年〜)。FI(インジェクション)で、ABSが付いた年式があります。レブル250は2020年モデルからABSが標準になり、クラッチも軽くなりました。

車種ページの一覧

アメリカンの車種ページです。それぞれのページで、年式ごとの違いと、いまある在庫をご覧いただけます。

※ 在庫は日々入れ替わります。いま在庫のない車種は、車種ページに「在庫はお探し中です」と出ます。

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